藤中奈々代さんは、企業でのセミナーや個人向けのサロンを通して、美容の悩みをスキンケアやメイクだけでなく、食べ物や食べ方からも解消するアドバイスを行う美容コンサルタント。ファンデーションいらずの白くてキメの細かな肌の藤中さんですが、実は中学生くらいまではひどいアトピーでした。食事制限を守らないとかゆみや湿疹(しっしん)などの症状が出てしまう…。そのころの経験から、食と肌の密接な関係を実感したのだとか。大学で栄養士の資格を取得し、さらにメイクアップアーティストの下でメイクを学び、現在のスタイルに。食&美容の業界において、栄養と美容両方の専門性を備えている、希有(けう)な存在です。
「エステもいいと思いますが、金額的に毎日続けるのは厳しいですよね。でも、食べることは絶対に毎日することだから、何を食べればいいかや効果的な食べ方を知っていれば、それだけできれいになれるんです」
藤中さん自身、食べたものが肌に影響しやすい体質のため、いろいろ試していくうちに自分に合った食べ物や食べ方が見えてきたのだとか。
「コラーゲンたっぷりの鶏手羽を夜に食べると、次の朝はお肌がツヤツヤになります。さらに、コラーゲンはビタミンCと合わせると効果が相乗するので、付け合わせに加熱してもビタミンCが壊れにくい芋類を食べるようにしているんですよ」
市販のものより調味料も脂も抑えられるから、一日のうちなるべく2食は自炊するようにしています。体にダイレクトにかかわる食事だからこそ、毎日の積み重ねが大切なのだとか。
「そのためにも、生活にゆとりを持ちたいですね。なかなか難しいんですが、時間がないと言葉も行動も雑になったり、イライラすると人に対する口調もきつくなったり、普段は何とも思わないことが気になったり…」
人に安心感を与えるやわらかい雰囲気は、こうした心掛けからも生まれているのです。