谷英子さん 「意識したときから“歩行”が“ウォーキング」

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“姿勢”がオンとオフのスイッチ
 “気づき”をもとに美しさを磨く/ACT重視型

美容の達人/Profile

谷英子(たにえいこ)

骨格のかなめである“骨盤”までを足ととらえ骨盤に重心を置いて歩く「骨盤ウォーキング」を提唱・指導する谷英子さん。体のゆがみや内臓機能・婦人科系などにも影響のある骨盤に着目し、運動学や解剖学に基づいた独自のウォーキングを生み出しました。

芝崎プロポーションクリニック ウォーキングインストラクター、骨格姿勢アドバイザー、健康運動指導士。骨盤を要とした正しい姿勢で歩くことで健康でバランスのとれた体をつくるウォーキング法を提唱・指導。また、自分自身で骨の歪みを整え、しなやかな筋肉をつくるストレッチ&エクササイズも指導するなど、各種セミナーやイベントの講師や雑誌・TV取材などでも活躍している。http://www.shibapro.co.jp

意識したときから“歩行”が“ウォーキング”になる

「小さいころから身長が高く、親が姿勢に厳しかったこともあり、幼少のころから姿勢には気をつけていました」
そんな自分の経験を、骨格専門クリニックのカウンセラーとして、骨のゆがみに関するアドバイスに盛り込んでいたころ、もっと知りたいという声が多くなり、「骨盤ウォーキング」のレッスンを開くようになりました。
ウォーキングの効能は、全身運動なので使われるべき筋肉がしっかり使われること。
足は血液のポンプの役割をするので、血液の循環もよくなり代謝機能が向上されます。
さらに「骨盤ウォーキング」は、ゆがんだ骨盤を整える効果や、内臓の器でもある骨盤をしっかりと使うことによりダイエット効果が高く、美脚効果まであるとか。実践している谷さんを見れば、効果は一目瞭然(りょうぜん)! 休日を使っての“ながらウォーキング”で、楽しく歩くのが谷さん流です。知らない街まで電車で移動して、2〜3時間、ウォーキングをしながら散策。おいしそうなお店や安くていい掘り出し物を発見したり、街を楽しみながらウォーキングを活用しているといいます。
「移動手段としての“歩き”は、ただの歩行なんです。いつもより腕のふりを大きくしてみるとか、大またで歩くとか、一定のリズムで歩くなど、その歩きを意識した瞬間にウォーキングになると思うんです」

谷さんがレッスンでもライフスタイルの中でもモットーしているのが、“気づき”。
「レッスンでは、鏡をみたり生徒さん同士向かい合って体を意識的に眺めてもらいます。すると、『肩がちょっと上がっている』とか『首がちょっと傾いている』などゆがみに気づくようになるんです。自分のゆがみとクセを知ることから始めることが大切。気づきのある人は上達も早いし姿勢以外の部分でもどんどん美しくなっていくんですよ」

身も心もりんとした人が理想

自分に対しても、肌の色つやや食事の量、冷え、感性など、毎日の日常生活の中で意識して、“気づき”を大切にしているとか。
「炭水化物が大好きで、焼き肉屋に行ったら、ご飯とお肉を食べた後にクッパを1人前食べてしまうほど…。食べることを無理に我慢するタイプではないので、寝る前にストレッチしたり、次の日を控えたり、その都度リセットするように心がけています」

そして気づきの延長線上にあるのが、“姿勢”。
「よく『家でもちゃんとした姿勢なんですか』と聞かれるんですが、答えは『ノー』! 家の中でリラックスしている時は、ダラダラしながらテレビを見てますよ(笑)。ただ、適度な緊張感を持つということも必要だと思うんです。その切り替えが私にとって“姿勢に気をつける”ことだったんです」

姿勢を正すことで、適度な緊張感が生まれるといいます。
「“姿勢”って、“体の構え”のほか“心の構え”という意味もありますよね。定期的に姿勢を意識することで、気持ちの上でも適度な緊張感が生まれてくる。ただ、“適度な”が頭につくのが重要です」

上半身はキープされながら肩の力を抜く、緊張と緩みの調和が女性らしい胸元を生むのだとか。
「街を歩いていても、『すてきだな』と思うのは、姿勢のいい方。私も、おばあちゃんになっても姿勢のいい、体の構えだけでなく心構えも含めてりんとした人でいたいなと思っています」

谷英子さん 美のこだわりアイテム

  • ミキサー
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