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ホルモン年齢チェックの全容が明らかに

調査をしたのは… は・て・な調査隊隊員02 ナミーゴ

30歳を過ぎたころから、急激に体調不良を感じだした。とくに生理前から体、とくに顔がむくむのが気になる。生理の周期が23日周期と短いのも、何か問題ありそう。ホルモン年齢チェックで原因がわかる?

お話しを伺ったのは… ウイメンズクリニック南青山 小杉好紀 院長

医学博士。東京医科大学大学院修了後、米国ベイラー医科大学に留学。1998年、子宮内膜症においてもがんと同様の染色体遺伝子異常が段階的に起こっていることを報告した論文で、米国産婦人科医会最優秀学術論文賞受賞。クリニックで臨床に従事する傍ら、『もうがまんしない! この生理痛、あの不調』を出版するなど、自分の体についてよく知り充実した生活を送るための“ヘルスリテラシー”にも積極的に取り組んでいる。

【女性には女性ホルモンだけ?】女性でもホルモンの99%は男性ホルモン 女性ホルモンは男性ホルモンからつくられる!

そもそもホルモンって何? どのようにつくられるんですか?
ホルモンは、脳の下垂体や副腎、卵巣などさまざまな器官で分泌され、血液や体液によって運ばれる微量の体内物質です。 心や体のバランスを調整し、健康な状態に持っていく働きがあります。DHEAやエストロゲンだけでなく、体内には100以上のホルモンが存在しているんですよ。 そして、ホルモンは脂からつくられているんですよ。その脂が副腎皮質で分解されて男性ホルモンをつくり、さらに男性ホルモンから女性ホルモンがつくられるのです。 その量というと、女性ホルモンは男性ホルモンの数百分の一。ですから、女性でも実は女性ホルモンよりも男性ホルモンが多いんです。 吹き出物が多く出るときなどは、男性ホルモンの割合がより多くなっているときなんですよ。
だ液検査でわかる4種類のホルモンの特徴を、もっと詳しく教えて!
「DHEA」は、女性ホルモンをはじめ、副腎皮質でつくられるすべてのホルモンの原料になるホルモンです。 若さを保つ、免疫力を高めてがんや病気を防ぐなど、さまざまなうれしい効果があるんですよ。 ただし、分泌量は年齢とともに低下します。
「エストロゲン」は、卵巣から分泌される女性ホルモンのひとつ。別名「卵胞ホルモン」。 卵子の元である卵胞を成熟させたり、女性らしい体形をつくったり、肌を若々しく保つなど、女性の美しさをサポート。 生理の後から分泌量が増え始めます。排卵後に分泌量が減りますが、急激に減ってしまうと、ホルモンバランスが崩れて「PMS(排卵から月経開始までの時期に現れる身体的・精神的不快な症状。月経前症候群のこと)」の原因に。
「プロゲステロン」も、卵巣から分泌される女性ホルモンのひとつ。別名「黄体ホルモン」。 子宮内膜を受精卵が着床しやすい状態に整えるなど、妊娠をサポート。 体に栄養や脂肪を蓄積したり、皮脂やおりものの分泌を活発にする働きも。生理前はやせにくいといわれるのは、このホルモンのせい。排卵後に分泌量が多くなります。
「コルチゾール」は、体や心がストレスを感じたとき、副腎皮質から分泌されるホルモン。 ストレスに立ち向かうために血圧や血糖値を上げ、体と心を戦闘モードに変える働きがあります。 つねにストレスにさらされ、長期にわたって分泌されると、女性ホルモンの分泌を低下させ、卵巣機能の委縮や免疫力の低下を招くこともあります。

だ液ホルモン年齢チェックをしたら自分の日常生活を見直してみよう

女性ホルモンは7年ごとに変化
  • 小学校中学年から中学生の間に初潮を迎える。
    徐々に女性らしい体つきになっていく。
  • 女性ホルモン分泌が多くなり、生理が安定し始める時期。
  • 女性ホルモン分泌ピーク。性機能が成熟し、身体も心も安定する。
  • 多すぎたり少な過ぎたり、女性ホルモンの分泌量に個人差が出てくる。
  • 女性ホルモンが徐々に減りはじめる。生理期間や周期に変化が現れる。
  • 閉経を迎える時期。更年期障害を感じる人が多くなる。
「コルチゾール」ってストレスだけじゃなくて、女性の身体にとってかなり重要! いいバランスを取るにはどうしたらいいんですか?
コルチゾールの分泌量は、1日のリズムで見ることが大切です。人間は体内時計で、緊張と弛緩(しかん)が繰り返されています。 それによってコルチゾールの分泌量も変化します。通常は緊張が高くなる朝は分泌量が多くなり、弛緩する夜は分泌量が少なくなるのですが、つねにストレスがあれば分泌量もつねに多くなってしまいます。 さらに、気持ちがリラックスすると、コルチゾールの分泌量も下がります。ちなみにリラックスする方法は、アロマセラピー、ヨガや太極拳の呼吸法、さらに映画や本などで感動して涙を流すことです。 つまり、ストレスがかかったときに泣くのは、涙が体を守ってくれていると言えます。
ホルモンが必要な量きちんと分泌されバランスが整っている、ホルモン年齢が若い状態を保つための秘訣けつは?
今までは足りないホルモンがあったら薬で増やしていました。たしかに薬を服用すればホルモン数値は上がります。 しかし、これは改善したとは言えません。食事やサプリメントなどを用いて、自分の体の力でホルモンを増やすことが大切です。 女性ホルモン増加に効果のある食材は、豆類(豆腐、納豆など)や芋類(とろろ芋、さつま芋など)など、ふだんの食事でも簡単に食べられるものです。 脂からホルモンはつくられるのですから、なんといっても新鮮な「質のいい脂」を摂取することです。 現代はいくらでも質のいい脂を摂れるのですが、外食や偏食からさびた(酸化した=古くなった)脂をいっぱい摂っている人が多い。 そうなるとホルモンもさびてしまいます。質のいい脂を摂って、十分なホルモンを分泌。これが女性の健やかさ、美しさの源になるのです。
「健康と美容へのすべての道はホルモンに続く」って感じですね。
ホルモン至上主義になってしまうことはよくないですね。一生かかってティースプーン11杯分しか、女性ホルモンって分泌されないんですよ。 そんな少量のものに左右されるなんてバカバカしいですよね。ただ、ホルモンを知ることは自分を知ることでもあるのです。 女性は21歳から28歳まで女性ホルモンの分泌量がピークとなり、あとは衰えていくのです。そして35歳で女性ホルモンの分泌量にかなり個人差が出るのです。 つまり、28歳から女性ホルモンが減り始めることに対して、しっかり準備をしておけば、35歳で不調を感じ、不安になることもない。 さらに42歳で生理の周期などが乱れだし、49歳で更年期症状が出たり、そろそろ閉経となる。 つまり女性ホルモンは77年おきに大きな変化がくるのです。7年前のホルモンの状態が、今に関係してくる。備えあれば憂いなしですよ。
いよいよナミーゴがホルモン年齢チェックを体験!

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