投稿系お悩み相談コラム/師範の回答
心の底から笑うことがなくなり、楽しいことすらわからなくなってしまった…。たとえば失恋したり、家族など大切な人を亡くしたりといった、大きなショックがあったときには、一時的にこうした「無気力・無感情」に陥ってしまうことがあるの。でも、時とともに心の傷がいえれば、少しずつ心も回復し、幸せを感じる心を取り戻していくもの。ところがあなたの場合、大きなショックがないのに、無感情状態になっているのだとしたら、少し心配だわ…。
あなたのホルモン状態を見てみると、ストレスホルモンのコルチゾールが過剰なよう。また、興奮をつかさどるアドレナリンや、達成感の快感をもたらすドーパミンが不足していることから、気分の高揚感がなく、やる気を失っているよう。そのため、何をしても倦怠感がつきまとい、楽しいと感じられないみたいね。
そして、一番気になるのは、リラックスホルモンのセロトニンが不足していること。セロトニンが不足すると、不安感が強くなり、物事を悲観的にとらえてしまうの。何をするにも「失敗するのではないか」とマイナス思考がつきまとい、理由もない不安にかられてしまうことも…。実は、このセロトニン不足が、うつ病をひきおこす原因のひとつだといわれているの。今のあなたは、もしかしたら、軽いうつ状態に一歩足を踏み入れていると言えるかもしれないわ。
では、「無気力・無感情」から脱却するためには、どうしたらいいか? それは、とにかく体を動かすこと。体を動かせば、必然的に脳を使うことにもなり、脳内が活性化。すると、ホルモン反応が良くなり、足りなかったホルモンが正常に分泌されるようになる、というわけ。
そしてもうひとつ。それは「何も考えない」ということ。セロトニン不足に陥っている今のあなたが何かを考えても、それはすべてマイナスの結果を生んでしまうの。「なぜ私はこれをするんだろう、何かいいことあるんだろうか」なんて考えたら、ドツボにはまるだけ。「やると決めたから、やる」というシンプルな答えでいいので、とにかく行動してみて。
そもそも、「あなたは本当に心から笑っていますか?」という質問に、どれだけの人がYESと答えられるかしら。どれだけの人が、自分が本当に楽しいと思えること、やりたいことをわかっているのかしら。そんなこと、実はほとんどの人が知らずに過ごしているもの。知らなくても、みんなささいなことで笑ったり、居合わせた同僚と仲良くやっているのよね。そこで、「そんなに楽しくないのに笑っているな」とか、「この同僚は、果たして本当に好きなタイプの人だろうか」とか深刻に考えていたら、誰だってドツボにはまってしまうわ。
仕事に行くとき、いつも歩く道とは違う道を歩いてみて。帰りには一駅手前で降りて、少しゆっくり歩いてみて。いつもの行動パターンとは違う行動をすることで、脳が刺激され、ホルモン量がアップ。すると「なんで悩んでたのかしら」と不思議に思うほど、元気になれるはずよ。考えずに、まずは行動! そして、ポジティブな、本来のあなたを取り戻してちょうだい!
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