投稿系お悩み相談コラム/師範の回答
ほかの人と自分を比べてしまう気持ちは、誰にだってあるもの。でも、「私よりもブスなのに先に結婚した」とか、「私よりも頭が悪いくせに、いい仕事に就いている」と、常に「自分より上か下か」で他人を判断してしまうのは、ちょっと考えものだね。
キミのように、まわりを格付けして自分より上か下かを決めようとしたり、追い越した、追い越されたと競争にこだわってしまうのは、勝ち負けで物事を判断する男性的な性質で、本来、女性にはあまりないもの。この影響を受け、キミのホルモン状態は、男性ホルモンのテストステロンが過剰ぎみで、逆に女性ホルモンのエストロゲンが不足しがちになっているぞ。
実は今、男性ホルモンが過剰傾向にある女性が増えているといわれているんだ。特に、社会の第一線に出て、バリバリ仕事をしている女性に多いよう。いい結果を出さなければと意気込むのはいいけれど、その一方で「失敗したら『女だからだ』と言われてしまう」「男と対等に認められるためには人一倍頑張らないといけない」と強いプレッシャーを感じ、そのストレスをはね返すために男性ホルモンが過剰に分泌され、攻撃的になってしまうようなんだ。言い換えれば、「男化することで、ストレスを乗り切ろうとしている」ということだね。
では、キミが乗り越えようとしているストレスとは、いったい何なんだろう?
「自分はこの人より格上だ」と強気な態度を見せているようでいて、実はキミは「いつもついてない」「努力しても報われない」といった自信のなさを抱えているのでは? 言葉にできない劣等感を消そうとするあまり、「もっと頑張らなきゃいけない」と強く思ったり、逆に「私のほうが頑張っているのに、私を追い越すなんてずるい」と攻撃心を燃やしたり。知らないうちに自分で自分にストレスを与え、そのためテストステロンがどんどん過剰になっているのかもしれないよ。
まずキミに必要なのは、いわれもない劣等感にさいなまれることのない、フラットな自分を取り戻すこと。そのためには、やみくもに頑張ってもしょうがない。何か一つ、「これだけは他人よりも頑張ろう」と思えるようなものを定めてみよう。例えば「今いる部署で一番英語が得意な人になろう」と思うなら、英会話を頑張ってみて。「英語関係の案件は、まずはキミに」という状況になれば、しめたもの。妙な劣等感がなくなり、自信を取り戻すことができれば、テストステロンの量も減り、次第にエストロゲンが増えていくはずさ。
同じように頑張っていても、ストレスが多くて攻撃的な人は「仕事ができても、ああはなりたくないよね」と言われてしまうぞ。いわれもない劣等感を捨て去り、女性的なしなやかさを取り戻そう。「あの人のようにデキる人になりたい」そう言われるようなステキな人を目指して突っ走れ~!
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