「女優」という仕事というふうには考えてないですね。ひとつ言えることは、私が生きていく上での場所なのですごく大事にしています。いろんな人物を演じるのは楽しくてしょうがないですし。ただ好きだからこその苦労もありますけど。
やっぱり『バベル』ですかね。あの役を勝ち取るための作業は約1年間、長い時間でしたし。辛い経験もいっぱいしましたし、映画を作っていくということもよくわかりましたし。そういう意味ではやはり印象に残っています。
役作りというか、私の場合凄く感覚的なものが大きいんですね。もっとこう、動物的というんでしょうか。だから、役を作るというよりは、その役から感情に響いてくることを探すという感じです。私はその人本人ではないから、100%その役を理解するというのは難しい。ただ、それを理解しようとする…そうであろうとする…という努力ですよね。そこだけは張ったりがきかないですし。演じることはアウトプットすることですけど、アウトプットするためにはインプットがすごく必要なんですよね。そういう作業を意識的にやっていかないと、逆に自分が消耗してしまうんですよね。






